We are pleased to announce that one of our board members got interviewed recently by TBS television station in Japan.
10月27日放送「世界1億2千万人を失明から救え」のアメリカ・ロケを担当したプロダクション・コーディネーターの村山みちよです。東京からやって来たディレクターとチームを組んで取材・進行を担当しました。
「世界を変えたい!」と奮闘し続ける窪田先生と同じく、私も米国ワシントン州シアトルに住んでいます。シアトルはマイクロソフト、スターバックス、アマゾン、コストコ等、世界に名立たるベンチャー企業の本社が立ち並ぶ街だけあって、後ろ盾がなくても、優れたイノベーターであれば、その人の考えや夢を応援する気質があります。マイクロソフトを創設したビル・ゲイツも、アマゾンを立ち上げたジェフ・ベゾスも、きっと自分のアイデアやビジネス・モデルを初めて周囲に披露した時は、窪田先生の場合と同様、仰天されたのではないかと思うのですが、そんなイノベーター達のアイデアを笑い飛ばさずに、「そうか、じゃあ頑張れよ!」「それなら、こうした方がもっと上手く行くんじゃないか?」と支援し、そのアイデアが持つ可能性をさらに広げる手助けをしてくれる人々が、驚くほど大勢いるのがシアトルなんだと思います。きっと窪田先生にとってシアトルは、出会うべきして出会った街だったのでしょう。
私自身、20代でなけなしの全財産を握りしめ、単身渡米した日本人のひとりなので、窪田先生と同様、「アメリカに住む日本人」として、それなりの苦労を重ねて今に至りました。ですから、番組の最後に少し出て来る「窪田先生が自身の戦略と夢をスピーチする」現場では、洗練された英語で自信に溢れ力強くスピーチされる窪田先生と、そのスピーチに引き込まれていく観衆を交互に見ながら、突然“同胞の誇り”のようなものがグーッとこみ上げて来て、仕事中にもかかわらず少し涙腺がゆるんでしまいました(苦笑)。
窪田先生は、日本の人々はもとより、海外に住む大勢の日本人たちにも「世界に通用する日本人としての誇り」を感じさせる立派な仕事をする人だと思います。
加齢黄班変性に限らず、先生の夢は「地球上から全ての失明をなくす」こと。
とてつもなく大きな夢ですが、窪田先生なら、いつかやり遂げてしまうじゃないか…そんな気にさせられる取材でした。